2022年2月2日好調コンテナ船、23年危機説は本当か

《連載》好調コンテナ船、23年危機説は本当か<下>
正常化へ多様なシナリオ想定必要に

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 2023年から船腹供給増が徐々に本格化していくが、今のところ供給増そのものに対する強い懸念が出ている状況にはなっていない。確かに年間竣工量としては過去最大の船腹量となるが、一方で発注残比率で見た場合は歴史上、現在より高かった時期も多い。また、世界の荷動き量が年々増加し、それに合わせて就航船腹自体も増加してきている中にあっては、年間竣工量が過去最大となることは、必ずしも船腹供給が過剰となる...

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