ハブ港中心に運賃高止まり続く
域内コンテナ航路、一部で軟化傾向も

　日本発東南アジアなどのアジア域内コンテナ航路では、シンガポールや香港など、東西基幹航路と接続する大規模ハブ港湾向けを中心に運賃の高止まりが続いている。東西航路の活況による港湾混雑・バース混みを背景に、アジア域内・近海航路の定期運航・定時寄港が難しくなり、スケジュールが悪化。本船の運航効率が低下し船腹の供給減につながっているためだ。一方で、ハブ港湾以外の向け地については現地での新型コロナウ...