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2009年12月17日

新造船商況この1年/成約一覧
案件激減も夏からバルカー復活
タンカー減少、コンテナ船壊滅的

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 世界的な景気後退の中、商談が激減し新造船市場が凍りついた1年だった。年初~春までは世界中で新規商談がほぼゼロ、一方でキャンセル案件が積み重なった。夏以降、韓国や中国の中手以下の造船所が先んじて動き出し、バルカーの受注が復活した。しかし今でもタンカーの案件は数えるほど、コンテナ船や自動車船などは壊滅的だ。韓国大手や日本の実績は惨たんたる結果に終わった。