2019年12月27日

新発想のケミカル船タンク

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本瓦造船が建造した499総トン型の内航ケミカル船“第八越山丸”は、新しい発想のタンク構造を初めて採用した船だ。比重の大きい液体貨物を運ぶ小型船では復原性確保が大きな課題だが、本瓦造船は、バルカーで一般的な貨物タンク内上部の「トップサイドタンク」を設けるアイデアを本船で実現した。荒天時の揺れの低減や、乗組員の作業性向上など、さまざま効果ももたらす画期的な船型となった。(対馬和弘) ...