2025年9月2日

記者座談会/海運この1カ月<中>
定期ドック入りするバルカーが急増
ブーム期発注ケープ中心、業績にも影響

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海運ブーム期に発注された、ケープサイズを中心とする2010~12年竣工船が一斉に船齢15年を迎え始めつつある。そのため昨年から今年にかけ、メンテナンス・改修を行うために定期ドック入りするバルカーが急増している。この影響で修繕ヤードの混雑が深刻化しているほか、環境対応や延命化を目的とした定期ドック費用の増加や、運航船隊の稼働率低下がドライバルク船社の大きな負担となっている。そのため各社の業績...