2018年12月11日

記者座談会/この1年【ドライバルク】
ドライ市況、緩やかな回復続く
スクラバー搭載計画、400隻弱まで拡大

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 今年のドライバルク市況は、大底を脱し大幅に改善した2017年の水準からもう一段上昇した。本格的な上昇局面が期待された需要期の10~12月期に、ケープサイズが予想外に急落。中小型船も伸び悩んだことで損益分岐点を上回る回復には至らなかったが、緩やかな改善傾向が続いた。2020年に始まるSOx(硫黄酸化物)排出規制への対応では、国内外のドライ船社・荷主の間で、スクラバーを選択する動きが拡大。バ...