2018年9月7日

記者座談会/造船この1カ月<下>
国内造船、新船型を続々と投入
カムサ先行、船価動向が焦点

  • X
  • facebook
  • LINE
  • LinkedIn
 秋からの新造商談に備えて、国内造船所が開発を進めていた新船型が続々と市場に投入されている。8万2000重量トン級のカムサマックス・バルカーが他の船型に先行して出そろいつつあり、新造成約はまだ少ないものの、数件の受注が表面化している。今後の新造商談の軸になる可能性が大きい。その一方で、激戦区のカムサマックスを避けて、ポストパナマックスなどニッチ市場の開拓を進める造船所もある。新デザインの投...