2018年6月4日
記者座談会/海運この1カ月<中>
海外鉄鋼荷主がスクラバー導入へ
新造船に加え既存船でも検討具体化
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鉄鋼原料船の海外の大手荷主が2020年に始まるSOx(硫黄酸化物)全海域規制への対応策として、スクラバーを選択する動きが表面化した。ブラジル資源大手ヴァーレは20年以降に竣工する新造船に加え、既存船にスクラバーを搭載する検討に本格的に着手。韓国鉄鋼大手ポスコも既存船への搭載工事(レトロフィット)を行う方針を固め、複数の船社に伝えた。燃料消費量が多い大型バルカーは、規制適合油と既存燃料油の...
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