記者座談会／この１年【港湾】
戦略港湾政策、深化と加速
船社合従連衡の変化に対応

　2017年は国際コンテナ戦略港湾政策の深化・加速に向けた取り組みが進んだ。アジア広域集貨の促進や、港湾運営における人工知能（ＡＩ）・情報通信技術（ＩＣＴ）を活用策も提示された。新ターミナルについても、東京港の中央防波堤外側の「Ｙ１」が稼働し、横浜港でも19年度に大水深の南本牧ふ頭「ＭＣ－４」が供用を開始する。コンテナ船社の合従連衡やアライアンス再編など、港湾を取り巻く環境が目まぐるしく変...