2016年12月19日

記者座談会/この一年【国内造船所】
日本造船の技術力アップ課題
生き残りに再編と業界連携を

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 2016年の日本の造船業界では、研究開発能力が大きなテーマだった。統合で設計力を強化したジャパンマリンユナイテッド(JMU)と名村造船所の受注強化や、今治造船の試験水槽の建設など、生き残る上での技術力強化の重要性がクローズアップされた。一方、三菱重工や川崎重工の商船事業改革など、総合重工の位置づけが改めて問われる1年でもあった。生き残るための「再編」も再びテーマとなっているが、個別企業の...