2016年10月4日
記者座談会/海運この1カ月<中>
バラスト水条約、発効時期ついに確定
海運市況にプラスの影響も
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IMO(国際海事機関)のバラスト水管理条約の発効時期がようやく決まった。来年9月8日に発効する。邦船大手などは発効を見越してバラスト水処理装置の先行搭載を進めるなど準備を進めてきた。ただ、米国沿岸警備隊(USCG)の承認機器がまだないことから船主のジレンマは続く。一方、これを契機に高齢船のスクラップが進む可能性があり、海運マーケットとってプラスに働きそうだ。
採択から10年以上経て
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