2016年4月7日
記者座談会/造船この1カ月<下>
新造需要低迷、選別受注に徹す
解約リスクも顕在化、新船型開発へ
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新造商談の低迷が続く中、豊富な手持ち工事を背景に日本の造船所は安値での受注を回避し、選別受注に徹している。新船種や新船型の検討や開発を進めたり、代替需要が確実に見込めそうなフェリーなどに照準を合わせる造船所も増えている。一方、韓国造船所で完工間近の海洋案件で解約通告されるなど、受注船の契約変更リスクが顕在化している。日本の造船所でもバルカーの納期延期要請が相次いでおり、対応に追われている...
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