2016年4月4日

記者座談会/海運この1カ月<中>
海運界、“生え抜き”船員の育成強化
商船三井がフィリピンに自営商船大学

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 安全運航を支える“自前船員”の育成・確保が海運会社の主流だ。仕上がった既存の船員をマーケットから採用するのではなく、フィリピンをはじめとする船員の主要供給国で現地の大学などと提携して優秀な人材を確保している。その取り組みをさらに進める動きもある。日本郵船が2007年にフィリピンに自営商船大学を開校したのに続き、商船三井が2018年開校で現地に大学を設立することが明らかになった。 経済...