2017年2月9日
≪連載≫海事団体ファイル(34)
日本船渠長協会、新造・修繕時の操船技術支える
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造船所の新造・修繕ドック周辺で操船を行う役割をドックマスター(船渠長)が担う。船舶を進水させて岸壁に本船を移す、岸壁間でタグボートを使って本船を移動させる、試運転を行う―といった作業には専門のノウハウが必要だ。ドックマスターは海運会社出身で後に造船所に従事する者が大多数を占め、その存在は欠かせないが、高齢化や後継者の不足が長年の課題だ。
日本船渠長協会は1955年発足の「日本船渠長会」...
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