2017年6月2日
(249)奇怪至極
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1990年代初頭の国際定航界にあって喫緊の課題は適正運賃の収受であった。
1984年(昭和59年)以降、定航運賃は崩れに崩れた。数年を経ていったんは下げ止まり、持ち直すかに見えたが、ふたたび下落し、船社経営は屍累々の惨状に陥る事態も想定されるようになった。このため運賃修復が錦の御旗となり、1988年(昭和63年)のTPDA(太平洋航路協議協定)発足と1989年(平成元年)のTSA(太平...
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