1. コラム

2024年11月27日

緻密な受注戦略

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◆「中国は4割バッターどころか、5~7割バッターになった」。ある造船所の関係者の話で、国別の造船所の受注・建造シェアを野球の打率で例えたものだ。日本のプロ野球でのシーズン最高打率が1986年のランディ・バースが記録した3割8分9厘ということを考えると、受注シェアが4割だとトップシェア、3割がトップと僅差、2割5分以上でそこそこ、2割台前半だと低めという感覚が、ここ数年の造船主要3カ国のシェ...