1. コラム

2024年7月16日

ターミナルとコンテナへの投資

  • X
  • facebook
  • LINE
  • LinkedIn
◆2024年も半分が過ぎた。コンテナ船業界では昨年末から中東情勢の悪化に伴い、紅海・スエズ運河から喜望峰経由への迂回が始まった。今年上半期(1〜6月)は迂回を契機とした需給の引き締まりや港湾混雑などにより、運賃市況が高騰したことが問題となった。混乱のメカニズムには相違点も多いが、「コロナ禍の再来」といった声も上がっている。 ◆運賃高騰の背景には、船舶の需給環境に焦点が集まるが、ターミナル...