2022年7月5日
フィクションから知ること
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◆最近、映画化されるとの話題を目にしたのをきっかけに、直木賞受賞作である佐藤正午氏の『月の満ち欠け』を読み直した。ファンタジーかつ純愛物語のようでありながら不気味さがぬぐえない小説で、初読時は巧妙な構成にひかれ一気読みしたものの、その晩は何か薄気味悪い感覚が残り電気を消せずに寝たのをよく覚えている。当時は別部署だったためまったく記憶に残っていなかったのだが、主要人物の一人が石油元売り会社に...
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