海賊減少も警戒不可欠

◆国際海事局（ＩＭＢ）が１月にまとめたレポートによると、2021年に報告のあった海賊事案の件数は132件となり、1994年以降で最小の件数になった。だが、船員の安全を長期的に確保していくためには、引き続き関係機関の連携と警戒が不可欠だと、ＩＭＢは強く呼びかけている。レポートの中でＩＭＢのマイケル・ヒューレットダイレクターは、海賊の被害が全体的に減少したことは良いことだとの受け止めを示しつつ...