2021年11月29日
日本の技術循環モデルの建て直し
-
◆総合重工会社が、艦艇建造の機能を背景にして優秀な技術者を広く集め、巨大な研究開発リソースを生かし商船分野でも研究開発や先端的要素技術の導入を積極的に行い、ここで蓄積された技術が業界内に広く還流する―。これが、戦後の日本造船業の好循環モデルだった。ここでは、造船大手の開発成果が、学会や研究会活動、友好造船所間の技術協力、技術者の転職、あるいは図面流用などを通じて、比較的廉価で流通していたの...
新規会員登録の方はこちら
- ・新規会員登録はこちらからお進みください。
- ・フリートライアルの申込みもこちらから。