1. コラム

2021年9月15日

大は小を兼ねる?

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◆日本の大型船ヤードにとって、大型ドックで今後何を造るかが、課題の1つとなっている。中国や韓国造船所が大型船への志向を強め、建造シェアを拡大するなかで、日本ではかつてのように大型船のみを連続建造することは難しくなりつつある。また、これは世界共通だが、鋼材使用量の多い大型船は鋼材価格高騰のインパクトも大きい。今年に入り新造船の発注が回復し、多くの造船所で手持ち工事確保も進んだが、大型ドックを...