新エネルギー基本計画は通過点

◆経済産業省資源エネルギー庁は、21日の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会で新たなエネルギー基本計画の素案を示した。海運業界が特に注目していた2030年度の電源構成目標に占める石炭の割合は現行計画の26％から約19％程度に引き下げられた。これについて、邦船大手幹部は「石炭の比率は20％か少し下回る程度と思っていたので、想定の範囲だ」との感想だ。電源構成に占める石炭の割合が2019年度時...