2021年3月18日
復興の道は半ば
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◆東日本大震災から、早10年。当時の記者は、福島県内の大学に通う学生だった。部活動の合宿で関東に遠征中だった記者は、競技場で大きな揺れに襲われた。永遠にも思える長い揺れの中、友と抱き合い、この恐ろしい時間が去ることをただ一心に祈ったことを覚えている。揺れが収まり、慌てて室内に移動してテレビを付けた。目に映ったのは、家や田畑、自動車を次々と飲み込んでいく黒い波。どうしても現実のこととは思えず...
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