1. コラム

2021年1月28日

稼げる内航海運への変革

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◆内航海運は今年、大転換期を迎える。8月に内航海運暫定措置事業が終了し、約半世紀続いた船腹調整事業が幕を閉じるためだ。船舶建造に関する諸制限がなくなることで、自由建造が可能となり、事業戦略の幅が広がる。各社の戦略がより問われる時代に突入する。一方、内航船主にとっては、交付金収入や船舶売却時の収益に頼らずに事業を成立させる「稼げる内航海運」への変革が求められる。コロナ禍や国内人口減少に伴う消...