変化した海外船主の発注姿勢

◆今年はコロナ禍で季節的なイベントが少なかったせいか、気づいた時には12月になっていた。ただ、例年と比べて少ないにせよ、カレンダーの紙袋を持って得意先回りをする営業マンの姿を電車内でも見かけるようになり、そうした姿をみると、１年の終わりを実感させられる。 ◆例年ならば、今のシーズンは造船所の方々にとっては年内の新造船商談の終盤戦だ。特に欧州を中心とした海外船主向けの商談は、クリスマス休暇前...