2010年で分かれる客船の感染症対策

◆クルーズ客船“ダイヤモンド・プリンセス”（11万5906総トン、乗客定員2706人、乗組員1100人）船内で、新型コロナウイルスの感染が拡大したことを受けて、日本クルーズ＆フェリー学会（会長＝梅田直哉大阪大学教授）が先ごろ客船内での感染症拡大を防止するための勉強会を行い、提言をまとめた。新型コロナは飛沫感染や接触感染によるとされるが、ノロウイルスは空気感染もあるとされる。提言では空気感染...