1. コラム

2019年2月6日

一難去って…

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◆2019年に入り、コンテナ船マーケットの見通しは、やはり以前から懸念されていた通り雲行きが少しずつ怪しくなり始めている。需要と供給のうち、これまでのコンテナ船業界における懸念はもっぱら供給のほうに集中していた。ただ新造船腹の竣工は18年でピークアウトしており、今年以降は伸び率が年々鈍化していくことが確実になっている。供給過多が徐々に解消されれば、マーケットも回復に向かう。そうした期待感は...