1. コラム

2019年1月23日

3年ぶり受注水準の実態は

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◆日本の造船業の昨年の新造船受注量は3年ぶりに1000万総トンを突破した。日本船舶輸出組合がとりまとめる2018年1~12月輸出船契約は前年実績比14%増の1079万総トンで、年間建造量はわずかに下回ったものの、まずまずの水準だった。ただ、造船所関係者から数値ほどの実感は聞かれず、「受注した造船所と受注していない造船所の差が広がった」との声もある。統計を振り返りながら、日本の造船所の状況に...