1. コラム

2018年7月23日

省エネ技術に再び脚光

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◆海運の技術開発では近年、自動運航などの先端技術が目出つが、ここに来て省エネ技術が再び脚光を浴びている。省エネ技術の開発が盛んだったのは海運不況と燃料油価格高騰が同時進行した2011~13年。海運会社は燃料消費量の多いコンテナ船を中心に最適経済運航の取り組みを強化し、造船所は燃費性能を前面に出してその開発を競った。日本の造船所の燃費性能の高さがマーケットで再評価された。環境意識の高まりも相...