造船ビジネスモデル分析

    2024年1月24日

    《連載》造船ビジネスモデル分析⑥、見直される垂直統合モデル

     大手造船所がエンジンメーカーを取り込む動きが、最近の大きなトピックスだ。韓国では昨年、HD現代グループが舶用エンジン大手のSTX重工の経営権を取得し、ハンファオーシャンが同国低速続き

    2024年1月22日

    《連載》造船ビジネスモデル分析⑤、エンジニアリング事業の需要拡大

     船型開発などの技術を他造船所に販売する「エンジニアリング事業」。このビジネスの風景が変わりつつある。  造船所にとってのエンジニアリングビジネスは「欧州型」事業とも称される。か続き

    2024年1月19日

    《連載》造船ビジネスモデル分析④、艦艇産業の構造変化、いかに対応するか

     安全保障環境の変化によって大きな影響を受けているのが艦艇事業だ。冷戦終了から続いた軍縮の流れが大きく後退し、世界の国防予算は拡大している。艦艇もまた、長期縮小傾向だった市場規模が続き

    2024年1月18日

    《連載》造船ビジネスモデル分析③、修繕と運航支援業、環境時代の商機

     新造船を建造する造船所が、船舶修繕業への関心を強めている。  これまでは長きにわたり、修繕業から撤退・縮小してドックを新造船に転用する造船所が多かった。人件費上昇や為替変化によ続き

    2024年1月17日

    《連載》造船ビジネスモデル分析②、保有船業、収益安定化の常道なるか

     「造船所がどれだけ性能の良い船を造っても、造っている人が損をするのが現状。造船業が果実を得られるにはどうすべきか。一番は持続的な船価の上昇。もう1つは、造船所もある程度は保有業を続き

    2024年1月16日

    《連載》造船ビジネスモデル分析①、造船業、不況・再編経て事業の違い鮮明に、安定化と成長へ領域拡張の動きも

     造船業では、近年の不況と、業界再編、事業構造改革を経て、各社のビジネスモデルの違いが鮮明になってきた。新造船建造に特化した形から転換し、バリューチェーンの上流・下流や、隣接する領続き

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