船主・金融

    2025年7月17日

    《連載》今治内航船主若手経営者座談会④、船員の住民税軽減などの検討を

    ■座談会出席者(社名五十音順、カッコ内は所属地区) 浅川汽船・宮政彰社長(今治)、朝日海運・三宅恭介代表取締役専務(波方)、えびす商会・野間裕人代表取締役(伯方)、如月汽船・坂邊続き

    2025年7月16日

    《連載》今治内航船主若手経営者座談会③、インフレでコスト保証契約にリスク

    ■座談会出席者(社名五十音順、カッコ内は所属地区) 浅川汽船・宮政彰社長(今治)、朝日海運・三宅恭介代表取締役専務(波方)、えびす商会・野間裕人代表取締役(伯方)、如月汽船・坂邊続き

    2025年7月15日

    《連載》今治内航船主若手経営者座談会②、タンカー荷主から船腹維持要請

    ■座談会出席者(社名五十音順、カッコ内は所属地区) 浅川汽船・宮政彰社長(今治)、朝日海運・三宅恭介代表取締役専務(波方)、えびす商会・野間裕人代表取締役(伯方)、如月汽船・坂邊続き

    2025年7月14日

    《連載》今治内航船主若手経営者座談会①、船員不足さらに深刻化、内航廃業も

    愛媛県の今治市、波方町、伯方町、大西町など12市町村が合併し、新生・今治市が発足してから20年となる今年、国際海事展「バリシップ」が過去最大規模で開催された。その開催に合わせて、同続き

    2025年4月21日

    《連載》欧州の船主・金融情勢④、中国発注に冷や水、米政権の動向注視、環境対応船、高額で発注進まず

     欧州船主による新規投資の停滞に影響したのが米トランプ政権による中国建造船への規制だ。日本の船台が埋まり、中国造船への発注意欲が高まっていた状況に水を差した格好で、米国の対応策が見続き

    2025年4月18日

    《連載》欧州の船主・金融情勢③、新規投資が極度に低迷、船価高、先物納期に警戒感

     欧州船主による新造発注や船主起用の新造用船など新規投資が今年に入ってから「極度に低迷している」(欧州現地関係者、以下同じ)。欧州銀の積極融資など資金(船腹)の調達状況は良好だが、続き

    2025年4月17日

    《連載》欧州の船主・金融情勢②、資金・船腹調達手法が多様化、日本SLB、中国リースなどが競合

     欧州船主の資金(船腹)調達手法が多様化している。銀行融資に加えて、国内船主とのセール・アンド・リースバック(SLB)、中国リースなど選択肢が豊富だからだ。これらは激しく競合してい続き

    2025年4月16日

    《連載》欧州の船主・金融情勢①、欧州金融は船主優位で推移、期前返済急増で銀行に貸出減圧力

     欧州の船舶融資マーケットでは借り手である船主優位の状況が続いている。好況で稼いだ船主は借入金を期限前返済しており、銀行には返済による融資残高減の圧力が強まっている。一方で船価高、続き

    2025年4月1日

    《連載》展望 船主ビジネス、低調・増加で見方分かれる、マーケット売船、船型も影響

     国内船主によるマーケット売船動向は関係者の見方が分かれている。新規投資難、売船候補船の減少などから昨年来の低調推移を見通す関係者は多い。一方、中古船価は下落したが円安傾向が続いて続き

    2025年3月27日

    《連載》船舶金融最前線、船舶融資、今後の注力ポイント、環境対応船や船舶管理の評価重要

     船舶融資を手掛ける金融機関に今後力を入れていく取り組みについて聞いたところ、環境対応船やその船舶管理能力についての評価が多く挙がった。担保価値や船主の力量に直結するだけに関心が高続き

    2025年3月13日

    《連載》展望 船主ビジネス、投資先、ケープや小型船が有望、タンカー人気に陰り

     国内船主による今年の投資ターゲットはバルカーが中心になりそうだ。昨年まで投資対象としてリスクが高いとみなされてきたケープサイズに関心を示す船主が増えているのが特徴的。将来の船腹不続き

    2025年3月4日

    《連載》展望 船主ビジネス、中国造船への発注は減少か、先納期・船価上昇で魅力減退

     国内船主の中国造船所への発注は減少するとの見方が多い。中国造船も納期が先物になり、船価も上がって、発注リスクに見合った魅力が薄れてきているからだ。米中摩擦の激化予想で中国リスクを続き

    2025年2月28日

    《連載》船舶金融最前線、中国建造船への融資拡がる、金融機関、船主ニーズで現実路線

     金融機関が中国建造船への融資に門戸を開き始めた。国内の船台不足などを背景に国内船主が中国造船への関心を高めており、現実的な対応が必要との認識が拡がってきたからだ。日本の海事クラス続き

    2025年2月25日

    《連載》展望 船主ビジネス、SLB商談は低調、取引減に、競合が増え案件の質が劣化

     国内船主が主として欧州船社から中古船などを購入し、再用船に出すセール・アンド・リースバック(SLB)案件は今年も低調推移が予想されている。欧州銀の積極的な融資姿勢が継続しており、続き

    2025年2月21日

    《連載》船舶金融最前線、船舶融資関係者、残価リスクを注視、環境動向も

     船舶融資に携わる金融関係者の多くは、今後の融資における注意点として残価リスクを挙げる。新規融資で円高やコスト増のリスクをどう織り込むのか、環境対応船の登場で既存船の価値がどうなっ続き

    2025年2月19日

    《連載》船主税務の解説⑳、税理士法人タクトコンサルティング 税理士 杉山正義 氏、出国税と贈与税・相続税における取引相場のない株式の評価方法

    ■出国税の概要  国外転出時課税(以下「出国税」という)は、合計1億円以上の有価証券等(取引相場のない株式も含む)を所有する一定の居住者が、国外転出(国内に生活の本拠地を有し続き

    2025年2月14日

    《連載》展望 船主ビジネス、投資は低調、市況下落が追い打ち、大手船主は投資継続、二極化へ

     2025年の国内船主のビジネスはどうなっていくのだろうか。業界関係者に聞き取り調査したところ、今年の投資活動は低調になるとの見方が支配的だった。昨年までの船価高、先物納期、環境対続き

    2025年2月13日

    《連載》船舶金融最前線、福岡銀行、外航船融資、コミット含め6000億円、船の価値算定が注目点

     福岡銀行の外航船向け融資残高は約4500億円、コミット分を含めると約6000億円になった。同行は2005年に船舶融資に参入し、残高を増やしてきた。船舶融資における今後の注目点とし続き

    2025年2月10日

    《連載》船主税務の解説⑲、税理士法人タクトコンサルティング 税理士 杉山正義、純資産価額方式におけるリース船舶の取り扱い

     本稿から、取引相場のない株式の評価について寄せられた質問の中から参考になると思われる論点を取り上げて解説する。今回は、当該株式の評価原則の一つである純資産価額方式(贈与税・相続税続き

    2025年2月4日

    《連載》オペレーターと船主<下>、国内船主、「脱邦船」ビジネスで成長、邦船社との関係強化にも

     国内船主の多くは過去15年間、邦船社に依存しないビジネスモデルを構築してきた。海外オペレーターとの取引が増え、短期用船ビジネスに踏み出す船主も出現した。かつての邦船向け長期用船主続き