海事産業

    2024年12月19日

    第10回シンガポール日系海事産業セミナー、座談会「シンガポール拠点の将来性 コスト高・人手不足を克服できるのか?」

     シンガポールで事業展開する企業に「シンガポール拠点の将来性、コスト高・人手不足を克服できるのか?」をテーマに意見を交わしてもらった。金融サービスを展開するスプリングライナーの饗場続き

    2024年12月18日

    《講演》第10回シンガポール日系海事産業セミナー、川崎汽船常務執行役員、ケイライン・マリン&エナジーCEO 藤丸明寛氏、「事故再発防止への取り組み」

     ▼事故防止策を考える上でベースとなる提言が3つある。「人は間違いを犯す・エラーを起こす存在である」「ヒューマンエラーとは原因ではなく結果である」「不注意を原因とすれば、対策は次か続き

    2024年12月17日

    《講演》第10回シンガポール日系海事産業セミナー、商船三井理事、東南アジア・大洋州地域コーポレート機能統括 牧英佑氏、「商船三井グループのシンガポール・東南アジアにおける地域戦略」

     ▼世界の大手海運会社は2021〜22年度に巨額の利益を上げてから立ち位置が大きく変化している。各社はどこへ向かおうとしているのか。商船三井を例に示したい。カギとなるコンセプトは商続き

    2024年2月28日

    《連載》海事産業と中国⑨、就航船は寄港と修繕で依存度高く無料

     船が就航した後に必要になる船舶管理の分野で日本と中国の関係を見ると、船舶の寄港地、船員供給源、修繕地の主に3点が浮かび上がる。特に中国との関係が深いのが、大荷主国ゆえの寄港と修繕続き

    2024年2月16日

    《連載》海事産業と中国⑧、自動車船、輸出国首位交代がもたらす構造変化、船腹調達・船型などに影響か無料

     中国の自動車輸出台数が2023年に日本を抜いて世界1位になった。自動車船事業はこれまで最大マーケットの日本に寄るところが大きかったが、中国の影響力がここ数年で一気に高まったことで続き

    2024年2月13日

    《連載》海事産業と中国⑦、あらゆるエネルギーで大需要国に、輸送需要が多様化、輸入国から輸出国にも無料

     エネルギー輸送船の需要や市況にとって中国は大きなプラス要因にもマイナス要因にもなる。それだけ、この分野でも中国の存在感が高まっていることを示す。原油、石油製品、化学品、天然ガスま続き

    2024年2月9日

    《連載》海事産業と中国⑥、ドライバルク、巨大市場の脱炭素戦略に注目、量拡大から質転換へ無料

     中国は鉄鉱石をはじめとする輸入貨物の拡大で20年近くドライバルク市場を引っ張ってきた。中国の鉄鉱石輸入量が頭打ちになるなどこれまでのような量的拡大は見込めない中、今後は質的転換に続き

    2024年2月2日

    《連載》海事産業と中国⑤、川崎汽船・明珍幸一社長、成長3事業をバランス良く強化無料

     中国事業の展開方針について川崎汽船の明珍幸一社長は、ボーキサイトやLNG、電気自動車(EV)の輸送需要の高まりを踏まえ、「川崎汽船の成長を牽引する3事業(鉄鋼原料、自動車船、LN続き

    2024年1月31日

    《連載》海事産業と中国④、日本郵船・曽我貴也社長、LNG強化、自動車・ドライなど安定無料

     日本郵船の曽我貴也社長は中国の海運業への影響力について「今後もあらゆる船種で注目すべき国になる」との見方を示した。同社グループの中国での事業展開では、「これまで積極的に展開してき続き

    2024年1月29日

    《連載》海事産業と中国③、飯野海運・大谷祐介社長、輸出国化で海運の協業機会が増加無料

     飯野海運の大谷祐介社長は、中国で環境問題への取り組みが加速するにつれてクリーンエネルギーの需要が増すとして、「(中国の国土や人口を踏まえた)必要規模を考えると、世界においてキーポ続き

    2024年1月19日

    《連載》海事産業と中国②、NSユナイテッド海運・山中一馬社長、銅精鉱など脱炭素関連貨物に注目無料

     NSユナイテッド海運の山中一馬社長は、中国発着のドライバルク貨物が今後は全体的に減少傾向と見通しつつ、ケープサイズ・バルカーを中心に最も注目すべきマーケットであることに変わりはな続き

    2024年1月18日

    《連載》海事産業と中国①、商船三井・橋本剛社長、中国造船、環境対応船への積極姿勢に注目無料

     中国市場は2000年代初頭の「資源爆食」から大きく拡大し、海運マーケットにも多大な影響を与えてきた。商船三井の橋本剛社長は「爆発的な成長はほぼ終わった」とみるが、一方で、「絶対規続き

    2023年12月27日

    《講演》シンガポール日系海事産業セミナー、日本郵船執行役員/NYKシップマネージメント会長兼CEO 大橋宏明氏、「NYKフリート安全啓発活動と脱炭素ストーリー」

     ▼「安全」は、日本郵船が11月6日に発表した「NYKグループESGストーリー2023」の中でも最初に出てくる項目。われわれは、安全はESG経営の一丁目一番地として、常に最善を考え続き

    2023年12月27日

    ドライバルク市況月間レポート(2023年12月)、全船型で月間平均上昇、今年最高値

     ロンドン市場のバルカー主要航路平均用船料の2023年12月の平均値は、全船型で上昇し、今年最高値となった。このうちケープサイズは前月比1万3330ドル高い3万7333ドル。11月続き

    2023年12月26日

    《講演》シンガポール日系海事産業セミナー、アルファ・オリ・テクノロジーズ 福田大記日本代表、「海事産業でのデジタル・AIツール活用の将来性」

     ▼当社は海事産業に特化したソフトウェア製品を開発・提供する会社で、船舶管理業のシナジー・グループのデジタル部門を前身として2017年にシンガポールで創業した。その後、複数の企業グ続き

    2022年12月13日

    《シリーズ》大学と海事産業、大阪公立大学、教授3人に聞く(下)、大学と企業の連携、異業種コラボが鍵

    大阪公立大学大学院 航空宇宙海洋系専攻 海洋システム工学分野 片山徹教授 中谷直樹教授 橋本博公教授・海洋科学技術センター所長 (五十音順) ■活躍したい業界に 続き

    2022年12月12日

    《新シリーズ》大学と海事産業、大阪公立大学、教授3人に聞く(上)、新センターや海事業界への考え示す

     大阪府立大学と大阪市立大学が統合して、2022年4月に大阪公立大学が発足した。府立大から公立大となっても海洋システム工学科の人材教育は変わっていない。だが昨年度、海洋科学技術セン続き

    2021年9月15日

    JMU、DXと設備投資でコスト競争力向上、事業基盤強化計画の認定第一号に

     ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は14日、海事産業強化法に基づいて創設された計画認定制度における事業基盤強化計画を提出し、認定を取得したと発表した。商船建造では、デジタルトラ続き

    2021年9月15日

    造船4社が認定造船所の第一号に、大島造船、川重、JMU、三浦造船の計画認定

     国土交通省は14日、海事産業強化法に基づく計画認定制度の第一弾として、大島造船所、川崎重工、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)、三浦造船所の4社を認定したと発表した。今後、4社続き

    2021年9月15日

    川崎重工、営業から工作までシステム共通化、事業基盤強化計画が認定

     川崎重工業が国内の坂出工場と神戸工場の「デジタルシップヤード化」を進める。このほど国土交通大臣から認定された事業基盤強化計画の中で明らかにした。液化水素船などの効率建造にもつなげ続き