タンカー・ガス船

    2025年3月25日

    《連載》タンカー発注動向⑤<ケミカル船>、2万重量トン型が3割で最多

     英国の船舶情報サービス大手ベッセルズ・バリューのデータによると、世界のケミカル船の発注残は3月時点で179隻ある。解撤隻数を踏まえず単純計算した場合、今後4年間で船隊は11%拡大続き

    2025年3月24日

    《連載》タンカー発注動向④<プロダクト船>、LR2型、就航船比で4割に

     英国の船舶情報サービス大手ベッセルズ・バリューのデータによると、世界のプロダクト船主要船型の発注残は3月時点でLR2型が186隻、LR1型が57隻、MR型が391隻ある(シャトル続き

    2025年3月21日

    《連載》タンカー発注動向③<LPG船>、VLGC、27年に竣工ピークを更新

     英国の船舶情報サービス大手ベッセルズ・バリューのデータによると、世界のLPG船の発注残は3月時点で大型LPG船(VLGC、大型アンモニア運搬船<VLAC>を含む)が119隻、中型続き

    2025年3月19日

    《連載》タンカー発注動向②<原油船>、スエズマックス、今後4年で18%拡大

     英国の船舶情報サービス大手ベッセルズ・バリューのデータによると、世界の原油船の発注残は3月時点でVLCCが94隻、スエズマックスが106隻、アフラマックスが52隻ある。解撤隻数を続き

    2025年3月18日

    《連載》タンカー発注動向①、タンカー主要船型、24年は前年比4割増

     タンカーの各分野で新造発注が加速した2023年に続き、24年も活気に満ちた発注活動が続いた。一部を除きほとんどのタンカー主要船型で23年の発注数を上回り、その数は23年比で4割増続き

    2023年10月23日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス⑪、旭タンカー・シンガポール、船舶保有や運航船の増強目指す、営業強化に向け

     旭タンカーのシンガポール法人、旭タンカー・シンガポールは、同地での営業強化に向け船舶の保有や運航隻数の増強を検討する。シンガポール法人では現地で得た鮮度の高い情報を本社に共有しな続き

    2023年10月19日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス⑩、飯野海運のケミカル船事業、拠点増設で新規航路の成果

     飯野海運はケミカル船事業で、近年行った拠点整備による営業力強化の成果が出てきている。中東航路を中核としつつ、欧米市場の開拓にも力を入れる中、アジアから南米向けの航路にも船舶を積極続き

    2023年10月17日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス⑨、共栄タンカー・シンガポール、商圏限定せず新規事業開拓目指す、LPG船は増強分野

     共栄タンカーのシンガポール現地法人、共栄タンカー・シンガポールはLPG船事業を増強分野とし、海外向けも含めた新規ビジネスの拡大を目指す。同社は2019年の設立後、プロダクト船とド続き

    2023年10月16日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス⑧、出光タンカー・シンガポール支店、定期用船で船隊の構築目指す、安定輸送に向け

     出光興産子会社の出光タンカーが運営するシンガポール支店は、定期用船を通じて自社船隊の構築を目指す。同支店はグループ向けの石油製品全般の輸送を担っており、スポット用船を中心に運航し続き

    2023年10月11日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス⑦、ケミカル船社VLKトレーダース、船隊大型化、9600重量トン型主軸に

     シンガポールのケミカル船社VLKトレーダースは船隊の大型化を進めている。同社は東南アジア域内で小型ケミカル船12隻を運航する。近年の船隊整備により9600重量トン型が船隊の主軸と続き

    2023年10月4日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス⑥、エスユー・ナビゲーション、新造ケミカル船を初めて自社船に、25〜26年に2隻目自社船を検討

     ケミカル船社ショクユタンカーのシンガポール子会社エスユー・ナビゲーションは、シンガポールでの事業基盤強化を見据え、今年6月に竣工した1万3000重量トン型ケミカル船をシンガポール続き

    2023年9月29日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス⑤、新生ENEOSオーシャン・アジア、タンカー・ガス船3事業、運航受託も

     ENEOSオーシャンは今年7月1日付でシンガポールの海運子会社2社を統合し、新生ENEOSオーシャン・アジアを誕生させた。経営の効率化を図ることが目的で、同社は小型(SR型)プロ続き

    2023年9月25日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス④、田渕マリン、保有船の増加、大型化を目指す、ケミカル船・LPG船事業で

     田渕海運グループでシンガポールに本社を置く田渕マリンは、保有船の増加と大型化を目指す。同社は船舶保有機能を持つほか、1万9000重量トン型ケミカル船の運航業務を展開している。保有続き

    2023年9月21日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス③、MOLエナージア、VLGC中心にエネルギー船拡大、3事業柱に

     商船三井グループでシンガポールに本社を置くMOLエナージア(旧フェニックス・タンカーズ)の船隊が拡大する。同社はVLCCなどの原油船、大型LPG船(VLGC)、プロダクト船が事業続き

    2023年9月19日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス②、興洋海運アジア、ケミカル船隊維持、代替時期探る、用船・買船も視野

     外航ケミカル船社、興洋海運のシンガポール法人である興洋海運アジアは船齢の進んだ船舶のリプレースのタイミングを探る。同社はケミカル船隊6隻で東南アジア域内航路の集荷・運航を行ってい続き

    2023年9月13日

    《連載》星港の日系タンカー船社ビジネス①、NYKバルクシップアジア、MRで複数年契約、収益基盤強固に、運航受託のLNG船拡大

     日本郵船グループでシンガポールに本社を置くNYKバルクシップアジアは、プロダクト船の好調な市況を背景にMR型プロダクト船3隻で複数年の定期貸船契約を獲得し、収益基盤がより強固とな続き

    2022年10月12日

    《連載》タンカー荷動きの変化<下>、ケミカル船、各地から欧州向けの荷動き増、禁輸措置の対象拡大に注目

     ロシアのウクライナ侵攻により、ケミカル船の荷動きも影響を受けた。中東や米国、アジアから欧州に向かう海上輸送が活発化。加えて、石油製品市場でも同様に欧州向けの荷動きが増加し輸送需要続き

    2022年10月11日

    《連載》タンカー荷動きの変化<中>、プロダクト船、露産代替の新たな調達先に注目、EUの禁輸措置実行に向け

     プロダクト船の輸送の流れもロシアによるウクライナ侵攻で大きく変化した。欧州がロシア産の石油製品を代替するために中東などからの荷動きが増加。一方で、欧州にとって石油製品は原油よりも続き

    2022年10月7日

    《連載》タンカー荷動きの変化<上>、欧州の原油輸入、ロシア産代替調達進む、原油船、EUの禁輸措置実行に注目

     ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけにエネルギーの流れはダイナミックに変化した。対ロシア制裁などに伴いロシア産エネルギーへの依存度が大きかった欧州に向け、各地からエネルギーが流れ続き

    2022年4月1日

    MOLケミカルタンカーズ 佐々新社長に聞く、荷主需要を最優先に船隊構築

     4月1日付で商船三井グループのケミカル船社、MOLケミカルタンカーズの新社長に就任した佐々明社長は、「荷主のニーズを最優先に考えながら柔軟に運営していきたい」として、荷主ニーズに続き