1. 別冊特集号

2022年9月26日無料公開記事

シンガポール2022

  • X
  • facebook
  • LINE
アジアの海事センターであるシンガポールはその地位をゆるぎないものとしている。攻めの事業展開に転じる日本の海運各社がアジア展開を進めるための戦略拠点として、その役割はますます高まる。伝統的な海運ビジネスを惹きつけるだけでない。新燃料分野をはじめ新たな事業を展開を探る上でも欠くことのできない国だ。地場の主要産業である造船業も転身を遂げつつある。シンガポールの今をレポートする。

〈目次〉
■特集
日本海運、攻めの事業展開 戦略拠点として高まる役割

・「市況型」と「安定型」でバランスとる
 NYKバルクシップアジア 大隈正紀マネージングダイレクター

・コア海運事業深掘りと非海運事業拡大に注力
 MOL(アジア・オセアニア) 塩津伸男マネージングダイレクター

・「広域アジア」開拓の戦略拠点に
 “K”LINE PTE LTD 鶴川隆彦President &CEO

・近距離輸送で新たな商機探る
 NSユナイテッド・バルク 関健太郎マネージングダイレクター

・拠点増強で欧米市場開拓
 飯野シンガポール 藤村誠一マネージングダイレクター

・需要見据え、ガス船事業の増強目指す
ENEOSオーシャン・アジア 田中周マネージングダイレクター
オデッセイ・マリタイム 戸張博一マネージングダイレクター

■REPORT
船隊整備・環境対応で新事業戦略 ONE、新たな成長のステージへ

■REPORT
シンガポール造船の転換 再編集約、環境ビジネスにシフト