使命に照らし本筋をなす
不定期船、継続・将来への試金石

須田雅志 氏
日本郵船経営委員

　―　日本郵船に入社された経緯は。 　「就職活動を始めた当初は、新聞記者か外交官になりたいと考えていました。就活の一環で新聞を一生懸命読んでいると、北米航路が赤字で大変だ、という記事がたまたま目に付き、世界を舞台とする海運という仕事を初めて認識しました。ＯＢ訪問でお会いした船会社の方々の話がとても面白かったので、マスコミの採用が始まる11月までに他の会社も見てみたいと、日本郵船の採用試験...