2025年6月5日

野村竜一・気象庁長官

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気象庁の野村竜一長官は先月の会見で、「海洋気象観測船による水蒸気観測を日本海でも実施します」と語った。「水蒸気は南から入ってくるものなので、太平洋側や東シナ海の辺りで観測を重点化するのが合理的だと思いますが、梅雨の末期になってくると太平洋高気圧が北上し、日本海に入り、山陰や北陸などに入ってきます。日本海でも線状降水帯ができやすい状況が進んでいたので、水蒸気の動きを日本海で見る必要があろうと...