2022年6月13日

前田直史・日本製紙連合会原材料部長

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製紙用木材チップをめぐっては、需要がコロナによる落ち込みから回復する一方で、供給面の問題が出てきている。日本製紙連合会の前田直史原材料部長は「木材は製材、合板、パルプ材、燃料という用途によってグレードが異なりますが、バイオマス発電の拡大でパルプ材と燃料が競合するようになり、さらにウッドショックによって製材、合板の需要筋がパルプ材に手を伸ばし始めています」と指摘。また、ロシア・ウクライナ問題...