2022年1月20日変革期の不定期船オペレーター

《連載》変革期の不定期船オペレーター⑨
コロナ前水準の輸送量に回復
三菱ケミカル物流、DX導入も推進

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 三菱ケミカル物流の海運部門は内航事業を中核にケミカル製品やガス、ドライカーゴなどを輸送する。親会社の三菱ケミカル向けが7割を占め、コロナ禍により一時落ち込んだ輸送量は、ほぼコロナ前の水準に回復した。高齢船のリプレースを継続して進めており、今年1月にもケミカル船1隻が竣工予定だ。古村健取締役兼執行役員は「事業環境を見通すことは難しいが、今後も船隊整備の計画をしていきたい」と語る。今後厳格化...

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