＜Green×Shipping＞
ＣＯ２大量輸送技術確立へ研究・実証
伊藤忠・日本製鉄らＮＥＤＯ事業、商船三井、川汽が参画

　液化ＣＯ２（二酸化炭素）の大量輸送技術の確立に向けた研究開発、実証プロジェクトが立ち上がった。ＣＯ２を資源として有効利用したり、地下へ貯留したりすることでＣＯ２排出量の削減につながる技術「ＣＣＵＳ」の2030年頃の社会実装に向けた取り組み。1000トン程度の液化ＣＯ２を輸送できる実証船を設計・建造し、関西電力の発電所のある舞鶴（京都府）から苫小牧（北海道）に年間10航海程度輸送する。これ...