2020年4月23日
根強い円高への警戒感
ドル供給増で、船主経営の懸念材料
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外国為替市場で円安基調が続いているが、国内船主(船舶オーナー)の経営に打撃を与える円高への反転懸念が根強く残っている。米連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルス対策でドル資金を市場に大量供給しているからだ。船舶融資を扱う金融関係者は「ドル資金はジャブジャブ。いつ円高になってもおかしくない状況だ。円ドル相場の理論値は1ドル=90円台前半との指摘もある」と指摘する。
「海外オペによる用...
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