2020年2月26日次代への戦訓
《連載》次代への戦訓
再び海運、昭和海運問題手掛ける
アンカー・シップ社 辻肇氏⑤
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海運を離れてドイツに行けと言われた時には本当にうれしかった。海運の6年半は本当に消耗していた。
1988年にドイツの現地法人に赴任して、海運とは全く関係なく、欧州の国や企業、日系企業の欧州子会社への融資といったファイナンス全般を5年間思う存分やらせていただいた。銀行には30年いたが一番至福の時だった。
帰国してからは国際審査を2年半やったが、バブル経済の後始末で銀行の経営状態も厳しく...
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