2020年2月13日
《連載》欧州船主の発注動向<上>
新造バルカー、今年も低空飛行
環境規制と市況の不透明感で
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「これほど静かなギリシャ船主は初めて見た」―。欧州船主による日本造船所へのバルカー新造発注は、今年も引き続き低空飛行が続くとの見方が大勢だ。相次ぐ環境規制の導入で船の「陳腐化リスク」に船主は身構える。ドライバルク市況の見通しも不透明だ。先が読みにくい時代にあって、船舶をどうしても購入したい船主は中古船マーケットに流れると見られている。2020年もメーンシナリオは発注停滞だ。
■静かなギ...
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