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2026年7月31日無料公開記事

サービス強化で過去最高売上
日本無線の星港拠点、人員増強・新オフィス移転

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新社屋外観

 日本無線(JRC)のシンガポール拠点、Alphatron Marine Systems Pte Ltd(アルファトロン・マリンシステムズ)は、メーカー直サービス体制の強化を進めている。技師やサービスコーディネーターを増員するとともに、今年3月には新オフィスへ移転し、サービス・物流機能を拡充した。2025年は過去最高の売上を達成し、26年も前年を上回る業績を見込む。
 新オフィスはシンガポール・トゥアス地区に開所した。オフィス・倉庫スペースを倍増させ、分散していた倉庫・物流機能を1カ所に集約。サービスパーツや換装機器の在庫を充実させるとともに、大型コンテナの受け入れや機器の組み立て、出荷作業の効率も高めた。コロナ禍以降の部品調達難や中東情勢を背景に生産体制への不安が続く中、機器やパーツをシンガポールに集約し、顧客の要望へ迅速に対応できる体制を整えた。
 新オフィスではショールームやトレーニングルームも充実させた。JRCの無線・航法装置をはじめ、アルファトロンが強みを持つ製品・システムを実機で紹介できる環境を整備したほか、技術者や代理店向け研修の機能も強化した。サービス部門の執務スペースも拡張し、今後の人員増強に対応できるレイアウトとしたほか、従業員向けのカフェテリアを新設するなど執務環境の充実も図った。
 同社は近年、社内での技術教育やカスタマーサービス教育に力を入れてきた。「信頼に応えるサービス」を実践し、メーカー直サービスならではの丁寧かつ柔軟な対応を積み重ねたことで顧客からの信頼を獲得し、業績拡大につなげている。
 新オフィスへの移転について、矢島亮CEOは「シンガポールだけでなく世界中の顧客をタイムリーにサポートできる体制を整えた。サービス品質をさらに高め、顧客からの信頼に応えていきたい」と話している。

矢島CEO(右から3人目)とマネージメントチームメンバー

スペースを拡大した倉庫

新社屋に設けたショールーム

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