「船が消えたら?」児童に問いかけ
JRCSの出前授業、地元統計を教材化し“物流を実感”

　山口県下関市のJRCSが、「もし日本から船が消えたら?」という問いを起点に、地元の統計や現場データを自社で集めて教材化した参加型の出前授業を地元小学校で展開している。動画やクイズ、手づくりの模型で物流の仕組みを体感させ、関門海峡の船舶通過数や下関港のパプリカ取扱量など地元の数字を示すことで「自分ごと化」。配電盤・監視盤など自社製品の役割や船員の進路、さらに環境の視点も加えた内容で、昨年度...