舶用人材確保へ高専にもアプローチ
日舶工、サイバー研修や若手交流など育成新施策も

　業界では人手不足が喫緊の課題とされている。日本の舶用メーカー250社超が加盟する日本舶用工業会（日舶工）も、「当会所属企業は地方の中小企業が多く、人手不足への対応は最優先課題」（澤山健一専務理事）と、危機感を持って対応に取り組んでいる。人材確保では、説明会などの実施対象を従来の大学から高等専門学校にも広げる。育成面では、若手技術者の育成に向けた交流会や、高等専門学校との連携によるサイバー...