エンジン19社に不正有無の調査依頼
国交省、主機データ改ざん相次ぎ

　日立造船の子会社２社が製造する舶用エンジンの燃料消費率の測定でデータ改ざんが判明したことを受け、国土交通省海事局は５日付で、窒素酸化物（ＮＯｘ）排出規制の対象となる２ストロークエンジン、４ストロークエンジン、船外機を手掛ける他の舶用エンジンメーカー19社に対し、ＮＯｘ放出量確認試験における不適切行為の有無などに関する調査を行い、９月末をめどに報告するよう求めた。 　４月にはＩＨＩ原動機...