レーザーで船体のさび・塗膜除去
古河電工、作業改善と環境負荷減へ25年実用化狙う

　古河電気工業は、産業用レーザーで培った技術を応用したインフラ構造物向け表面処理ソリューション「インフラレーザ」の、船舶の修繕作業やメンテナンス向けの展開を狙っている。顧客視点を組み入れるべく、商船三井や関西ペイントマリン、常石造船らとの連携で、実証実験などを進めている。さび・塗膜除去の従来工法を、レーザー工法に置き換えることで、産業廃棄物の低減による環境負荷の低減や、作業負荷の軽減といっ...