上期新造船受注は３割減と低迷
韓国中堅造船、発注回復も人手不足で

　韓国の中堅造船所の新造船受注が低迷している。韓国輸出入銀行の海外経済研究所のレポートによると、韓国の造船大手３社グループを除いた中堅造船所が2023年上半期（１〜６月）に受注した新造船は12隻・33万ＣＧＴ（標準貨物換算トン数）で、ＣＧＴベースで前年同期比30％減となった。同レポートによると、中堅造船所が主力とするタンカーは市況環境が改善したものの、人手不足の影響で積極的に受注が進められ...