造船事業の建造・売上が増加へ
常石グループ、ＨＤ売上は24年に3000億円台回復

　常石造船グループの新造船建造と売上高が再び増加に転じる。25日発表した業績によると、2022年の竣工量は38隻と18年ぶりに40隻を下回ったが、今期は41隻、24年度は45隻へ増加に転じる見込み。売上規模も増収基調を見込んでおり、建造量の増加や、三井Ｅ＆Ｓ造船などの連結子会社化による相乗効果もあり、今後2000億円台へと拡大するもようだ。これに伴い、ツネイシホールディングスの連結売上高も...