エンジン生産量は２年連続で底
国内主機９社、受注残は790万馬力超に回復

　本紙調べによると、国内ディーゼル主機メーカー９社の2022年の生産実績は、前の年と比べて生産馬力ベースで１％減の543台・559万馬力（21年は589台・565万馬力）とほぼ横ばいだった。21年ぶりに600万馬力を割り込んだ昨年に続き、低迷している。日本の造船所の新造船建造量の大幅な落ち込みを反映した。メーカー別では、低速主機メーカーでトップの三井Ｅ＆Ｓマシナリーが馬力ベースで減少した一...